「簿記3級って独学でいける?」「仕事しながら3ヶ月で合格できるの?」
この記事では、消防士(当時12年目)の私が1回落ちてから2回目で日商簿記3級に合格した、リアルな体験談をお伝えします。
YouTubeだけで2ヶ月勉強したら1回落ちました。なぜ落ちたのか、何を変えたら合格できたのか。正直に全部書きます。
📋 この記事を読むと分かること
- 消防士(当時12年目)が3ヶ月独学で合格した具体的な勉強スケジュール
- 1回落ちた本当の原因(問題3・財務諸表で計算が合わず時間切れ)
- 2回目で合格できた勉強法の変化(アウトプット先行)
- 実際に使ったおすすめ教材(YouTube・問題集・電卓)
筆者プロフィール・受験した理由
私は沖縄県で働く消防士です。2024年8月、消防士(当時12年目)のときに日商簿記3級に合格しました。
受験のきっかけはFP3級を取得したこと。お金の勉強を続けるうちに「会計・簿記の知識もあればもっと深く理解できる」と思い、次のステップとして挑戦しました。
日商簿記3級の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験形式 | ネット試験(随時)・統一試験(年3回) |
| 試験時間 | 60分 |
| 合格基準 | 70点以上(100点満点) |
| 合格率 | 約40〜50% |
| 主な出題範囲 | 仕訳・財務諸表・帳簿記入・試算表など |
合格率は40〜50%と、しっかり勉強すれば取れる試験です。ただし「なんとなくわかった」状態で受けると普通に落ちます。私がそうでした。
私の3ヶ月勉強スケジュール
勉強時間・環境
消防士は24時間勤務・48時間休みのサイクルで働いています。勤務中は勉強が難しいため、非番(明け番)と週休日に集中して1日1〜2時間確保しました。
| 期間 | 勉強内容 | 使った教材 |
|---|---|---|
| 1〜2ヶ月目 | 仕訳・概念の理解に集中 | YouTube(ふくしままさゆき) |
| 3ヶ月目 | 本試験形式の問題演習 | TAC「合格するための本試験問題集」 |
【正直に話します】1回落ちた理由
2回目でようやく合格した私が、失敗を振り返ります。1回目を落ちた原因は明確でした。
「理解はしていたが、問題を解く練習が圧倒的に足りなかった」
1回目の失敗パターン
- YouTubeで仕訳のルールや概念は理解できていた(わかった気になっていた)
- 問題集をほとんど解かないまま本試験を受けた
- 本番の問題形式・時間配分に全く慣れていなかった
特に致命的だったのが「問題3(財務諸表)」。財務諸表は計算量が多く、ひとつでも数字が合わないと全体がずれてしまいます。解き方に慣れていなかった私は計算が合わず、時間だけが過ぎていきました。最終的に時間切れで満足に解答できず、得点が足りませんでした。
今思えば、最初からアウトプット(問題を解くこと)から始めるべきでした。このブログの別の記事でも紹介している「先にアウトプットしてからインプットに戻る」という勉強法を、簿記でも実践すれば良かったと心底感じています。「なんとなくわかった」段階で問題を解き始め、わからなかった部分をYouTubeで確認する——この流れで進めていれば、本番で時間切れになることはなかったはずです。
「わかる」と「解ける」は全くの別物です。YouTubeで仕訳のルールを理解しても、実際の試験問題を60分で解き切る力は別途鍛えないといけません。私はこれを完全に見落としていました。
2回目で変えたこと
- 最後の1ヶ月は問題集を毎日解く(演習量を大幅に増やした)
- 間違えた問題はYouTubeに戻って理由を確認する
- 本試験と同じ60分タイマーで通しの練習を繰り返す
この変化だけで合格できました。「YouTube2ヶ月(理解)+問題集1ヶ月(実戦)」が正解の順番です。
使った教材レビュー
① YouTube:ふくしままさゆき(無料)
簿記3級の独学スタートとして、間違いなくおすすめできるYouTubeチャンネルです。
▶ 【簿記系YouTuber?】ふくしままさゆきチャンネルを見る
- 簿記ゼロ知識からでもついていける丁寧な解説
- 「なぜそうなるのか」という理屈から教えてくれる
- 無料で3級の全範囲をカバー
- 何度でも見返せる
私は最初の2ヶ月、このチャンネルを繰り返し視聴して基礎を固めました。暗記に頼らず「なぜこの仕訳になるのか」を理解できるので、応用問題にも対応しやすくなります。
② TAC「合格するための本試験問題集 日商簿記3級」(有料)
概念が理解できたら、必ずこの問題集に移行してください。これが合否を分ける1冊です。
- 本試験と同じ形式の問題が豊富に収録
- ネット試験・統一試験の両方に対応
- 解説がわかりやすく、間違えた理由を自分で確認できる
この問題集を最低でも2〜3周解くことが合格の最低ラインです。1回解いただけでは本試験の速さと正確さには追いつけません。
③ 電卓:シャープ EL-G37(学校用・簿記試験対応)
簿記の試験では電卓が必須です。私が使ったのはシャープの EL-G37。12桁表示で早打ち機能(2キーロールオーバー)が付いており、簿記1〜3級すべての試験に対応しています。キーの打鍵感がよく、連続した計算も快適に操作できました。
仕事しながら勉強を続けるコツ
- 勤務日は無理しない:24時間勤務明けは疲弊しているので非番は回復優先でOK
- 非番・週休日の午前中に勉強する:夜より朝の方が集中できた
- YouTube視聴は「ながら」でもOK:家事や移動中に流し聞きするだけでも定着する
- 問題集は「解く」より「なぜ間違えたか考える」時間を大切に
- 1日1〜2時間でOK:毎日コツコツ続けることが最短ルート
まとめ:落ちても諦めないでください
私は1回落ちました。正直「自分には向いていないのかな」と思った時期もあります。
でも、失敗の原因を分析して勉強法を変えたら合格できました。勉強法が間違っていただけで、能力の問題ではありません。
簿記3級合格の正しい順番はこうです。
- まずYouTubeで「なぜそうなるのか」を理解する(1〜2ヶ月)
- 理解が固まったら問題集で実戦演習を積む(1ヶ月)
- 本試験形式で60分通しの練習を繰り返す
この順番を守るだけで、仕事しながらでも3ヶ月で合格できます。一度落ちても大丈夫。一緒に頑張りましょう!


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