育休中に知らないと損する節税テク4選|消防士が実践して数十万円を守った話

育休中の節税・社会保険料免除イメージ 育児

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育休を取るだけでもらえる給付金があることは知っている。
でも、取り方を少し工夫するだけで、さらに数十万円手取りが変わることを知っている人は少ない。

消防士として働きながら育休を取得した私が、制度を徹底的に調べて実践したテクニックを4つにまとめました。
難しい手続きは一切なし。知っているか知らないかの差だけです。

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📋 この記事を読むと分かること

  • 月末1日育休で社会保険料が丸ごと免除になる仕組み
  • 賞与支給月に育休を取ると賞与の社会保険料も免除になる条件
  • 産後パパ育休が賞与・退職金の計算にカウントされる理由
  • 有給消化→育休再開始という手取りを最大化する取得方法
  • 厚生年金が免除されても将来の年金が減らない理由

まず前提:育休中の収入はどうなる?

育休中は会社からの給与は出ません。代わりに、雇用保険から「育児休業給付金」が支給されます。

期間支給額社会保険料実質手取り
育休開始〜180日目給与の67%免除給与の約80%相当
181日目以降給与の50%免除給与の約60%相当

社会保険料が免除されるため、手取りベースで見ると数字より実質的な減少は小さくなります。
さらに、以下の4つのテクニックを使えば手取りをもっと増やせます。

テク① 月末に育休を取ると社会保険料が丸ごと免除になる

育休を取得した月の末日(月末)に1日でも育休中であれば、その月の社会保険料(健康保険料+厚生年金)が全額免除になります。

具体例:
✅ 9月30日だけ育休取得 → 9月分の保険料が免除
❌ 10月1日から育休開始 → 9月も10月も免除されない

※月に14日以上育休を取得した場合も免除対象になります(例:10月1日〜15日の取得でもOK)。

月収20万円の場合、健康保険料+厚生年金で毎月約2.7万円が免除されます。育休期間が長くなるほど免除額も積み上がります。

💡 大事なポイント:厚生年金が免除されても将来の年金額は1円も減りません。「支払った」扱いとして計算されるため、将来の受給額に影響しません。安心して活用してください。

テク② 賞与支給月に育休を取ると賞与の社会保険料も免除になる

月々の給与だけでなく、賞与にかかる社会保険料も免除できます。

条件は「賞与が支給される月の末日を含む、連続した1か月を超える育休」を取得すること。

具体例(12月が賞与支給月の場合):
✅ 12月1日〜1月1日まで育休取得 → 12月賞与の社会保険料が免除
❌ 11月1日〜12月1日まで育休取得 → 12月末日を含まないので免除されない

賞与が多い方ほど免除額が大きくなります。育休のタイミングを設計する際は、賞与支給月を必ず確認しましょう。

テク③ 産後パパ育休(男性)は賞与・退職金にカウントされる

男性の育休には「通常の育休」と「産後パパ育休(出生時育児休業)」の2種類があります。

種類取得可能期間賞与算定退職金計算
通常の育休子が1歳まで(延長あり)含まれないことが多い含まれないことが多い
産後パパ育休子の生後8週以内・最大4週間在職期間にカウント在職期間にカウント

産後パパ育休中は「働いていたものとしてカウント」されるため、その期間の賞与が通常どおり支給され、退職金の計算にも含まれます。

⚠️ ただし、この扱いは勤務先の規定によって異なります。人事担当者に事前に確認してから取得計画を立てましょう。

💡 2025年4月〜 新制度:出生後休業支援給付金
産後パパ育休(生後8週以内・最大4週間)を取得した場合、育児休業給付金に上乗せして「出生後休業支援給付金」が新たに支給されるようになりました。給付金と社会保険料免除を合わせると、手取りがほぼ100%相当になる設計です。ただし配偶者も育休を取得していることなど、一定の条件があります。

テク④ 有給消化 → 育休再開始で手取りを最大化する

有給休暇は給与100%支給。育休手当は給与の67〜50%。同じ休みでも有給のほうが手取りが多くなります。

さらに、育休中も有給休暇は新たに付与されます。
そのため、「育休終了 → 有給消化 → 育休再開始」という取得方法が可能です。

⚠️ 注意点:有給消化中は給与所得になるため、翌年の住民税・保育園料に影響が出る場合があります。
特に保育園料は前年の所得で決まるため、有給を多く取った年は保育料が上がる可能性も。個人の状況に応じて計算してから判断しましょう。

まとめ:4つのテクを組み合わせて最大化しよう

テク内容対象効果
①月末育休月末に1日でも育休取得で月の保険料免除全員月2〜5万円
②賞与月育休賞与月末日を含む1か月超育休で賞与保険料免除全員数万〜十数万円
③産後パパ育休生後8週以内の育休は賞与・退職金に有利男性数万〜数十万円
④有給→育休有給消化→育休再開始で手取り増全員数万円〜

育休は「取るかどうか」だけでなく、「いつ・どう取るか」で手取りが大きく変わります。

消防士という仕事柄、育休を取ることへのハードルは決して低くありませんでした。それでも制度をしっかり活用することで、家族との時間とお金の両方を守れると実感しています。迷っているパパはまず人事に相談するところから始めてみてください。

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