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⭐ 購入判断ガイド
総合評価:4.5 / 5
サイズ感:普段より0.5cm小さめがちょうどよかった(筆者は普段26.0cm→25.5cm)。幅広の方は0.5cm大きめも検討
向いている人:レース本番・記録を狙いたい人(駅伝・ロードレース、練習のタイムトライアルなど)
向いていない人:普段のジョグ中心の人、100m〜400mの陸上短距離で使いたい人/ヒール着地が強い人は注意
今も使っているか:はい(レース用として使用中)
ヴェイパーフライ 3について(私はスキップしました)
私はヴェイパーフライ 2の次に4を購入し、3はスキップしました。理由はシンプルで、「2でまだ使えている」「4の評判が上がってきた」という判断です。ただ、3との違いは把握しておくべきだと思うので、スペックや特徴をまとめておきます。
ヴェイパーフライ 3の特徴
- 重さ:4より重い(ナイキの発表では、4は3より約10%軽い)
- ドロップ:8mm(4は6mm)
- アッパー:Flyknit素材
- アウトソール:穴あきのラバー(ナイキ公式によると、4は3より薄いラバーにして軽くなった)
3と4の主な違い
| ヴェイパーフライ 3 | ヴェイパーフライ 4 | |
|---|---|---|
| 重さ | 4より重い | 約190g(メンズ28cm)◎ |
| アッパー | Flyknit | エンジニアードメッシュ(軽量・フィットが安定) |
| クッション | -(3は買っていません) | VF2より柔らかい(私の体感) |
| アウトソール | 穴あきのラバー(4より厚め) | 3より薄い発泡ラバーで軽量化(ナイキ公式) |
| 向いている距離 | - | 5K〜マラソン(ナイキの発表)。私は駅伝6km・3000mTTで使用 |
| こんな人に | - | スピード・軽さ重視 |
3は1つ前のモデルです。私は3を買っていないので、3と4の走った感じは比べられません。私は駅伝や練習の3000mタイムトライアルでスピードを出すために、4を使っています。
「カーボンシューズって本当に速くなるの?」
そう思いながらも、3万円近い価格に踏み出せないランナーは多いと思います。
私も最初はそうでした。でもヴェイパーフライ 2を履いて、3000mTTでタイムが出て。そしてヴェイパーフライ 4に移行して、また変わった。
この記事では、消防士ランナーとして駅伝大会・3000mTTで実戦投入してきた経験をもとに、ヴェイパーフライ 4の正直なレビューをお伝えします。「2色買って1色返品した」という実体験も含めて、包み隠さず書きます。
📋 この記事を読むと分かること
- ヴェイパーフライ 4のスペックと特徴
- ヴェイパーフライ 2との違い・進化した点
- 駅伝・3000mTTでの実走レビュー
- 2色買って1色だけ返品した理由
- どんなランナーに向いているか
- ライバルシューズとの比較
筆者のランニングスペック
レビューの前に、参考としてランニング歴をざっくり紹介します。
- ランニング歴:8年
- メインの距離:1500m〜10km
- 1500TTベスト:4分30秒
- 3000mTTベスト:9分45秒
- レース参加:地域の駅伝大会や陸上大会
- 普段の練習シューズ:ナイキ ライバルフライ、ナイキ ペガサス(26.0cm)
- ヴェイパーフライ歴:2 → 4(3はスキップ)
ガチガチのエリートランナーではなく、「消防士として体力維持しながらタイムも狙いたい」というタイプです。
ナイキ ヴェイパーフライ 4 スペック
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 重さ(メンズ) | 約190g(メンズ28cm・ナイキ公式) ※重さはサイズで変わります。オフセット(かかととつま先の高低差)はナイキ公式で6mmです。 |
| ドロップ | 6mm(前作 8mm から変更) |
| ミッドソール | Nike ZoomXフォーム(ナイキで最も反発力の高いフォームを、さらに軽量化) |
| カーボンプレート | フルレングス カーボンファイバー Flyplate |
| アウトソール | 発泡ラバー(ヴェイパーフライ 3より薄くして軽量化・ナイキ公式) |
| 定価(税込) | 29,700円 |
ヴェイパーフライ 2・3との比較:何が変わったのか
私はヴェイパーフライ 2から4に乗り換えました(3はスキップ)。乗り比べてみて感じた違いをお伝えします。
✅ 良くなった点
①クッション性がアップした(体感)
これが一番の印象です。ヴェイパーフライ 2は「硬い」「弾く」感覚が強かったのですが、4はクッションが増したような柔らかさがあります。反発のなめらかさも増したように感じます。
②軽くなった
ナイキの発表では、前作のヴェイパーフライ 3より約10%軽くなっています。距離が伸びるほど、軽さはじわじわ効いてきます。
③アウトソールも薄く・軽くなった(ナイキ公式)
ナイキ公式によると、4はヴェイパーフライ 3よりも薄いラバーを使い、アウトソールを軽くしています。素材は発泡ラバーで、トラクション(地面をつかむ力)・耐久性・クッション性を組み合わせたものです。私は雨の日の駅伝でも履きました。走った体感では、安心感がありました。
⚠️ 変わって気になる点
①アッパーの素材が変わった
3のFlyknit素材から、エンジニアードメッシュに変更されています(ナイキ公式)。素材が変わったぶん蒸れを気にする人もいるかもしれませんが、私は蒸れは気になりませんでした。
②ドロップが8mm→6mmに変更
ナイキ公式は、3よりプレートの角度を大きくし、オフセット(かかととつま先の高低差)を小さくして、後押しされる感覚を高めたと説明しています。ドロップの小さい靴に慣れていない方は、いきなり本番で使わず、練習で一度試しておくと安心です。普段ヒール着地に近い方は要注意です。

正直、初めて履いたときは“勝手に進む”感覚に笑ってしまいました。駅伝や3000mの一発勝負では本当に頼りになります。
実走レビュー:駅伝・3000mTTで使ってみた
駅伝大会での使用感
地域の駅伝大会で初めて実戦投入しました。距離は6km区間。
正直、スタート直後から「あ、これは速い」と感じました。カーボンプレートの推進力がわかりやすく、フォアフット気味に走ると前への引っ張り力が全然違う。脚ではなくシューズが走らせてくれる感覚、というのは本当でした。
駅伝のような中距離走では、ヴェイパーフライ 4の軽さとスナッピーな反発が最大限に発揮されます。「体力を温存しながらスピードを出す」という感じで、終盤まで余力が残る印象でした。
3000mTTでの使用感
ベストは9分45秒。ヴェイパーフライ 2時代の9分54秒から更新できました。(チームの練習でのタイムトライアルです)
3000mという距離は、カーボンシューズの恩恵を受けやすい距離です。フルマラソン後半のように「クッション不足で足が死ぬ」という問題も起きにくく、ひたすらスピードに集中できます。ペース設定は3’15/km前後。このペース帯でカーボンプレートの「弾き返し感」が一番気持ちよく出る印象があります。
購入前によくある疑問|短距離・サブ3.5・耐久性・酷評
ヴェイパーフライ 4は高いシューズなので、買う前に迷うポイントが多いです。私が実際に駅伝と3000mTTで使った感覚をもとに、よくある疑問に先に答えます。
| 疑問 | 消防士ランナーの結論 |
|---|---|
| 短距離・駅伝でも使える? | 100m〜400mの短距離には向きません(競技場の公認大会はルール上も不可)。駅伝・ロードの5km〜10kmなら使えます。 |
| サブ3.5狙いに必要? | 必須ではありませんが、レース本番用としては十分候補になります。 |
| 耐久性はどのくらい? | 普段使いではなく、レース・TT専用で温存するのが現実的です。 |
| 酷評される理由は? | 価格・寿命・細身のフィット感。合わない人にははっきり合いません。 |
短距離・駅伝でも使える?
「短距離」と一口に言っても、100mのような陸上の短距離種目なのか、駅伝や5kmのような短めのレースなのかで、答えがまったく変わります。分けて答えます。
- 100m〜400m(陸上の短距離種目) → 向きません。ヴェイパーフライ4はマラソンなどロード用に作られた厚底シューズです。ナイキ公式の商品ページでも、想定は「1マイルレースからマラソンまで」です(1マイルは約1.6km。ナイキ公式の商品ページ)。短距離はスパイクで走る種目です。公認の大会ではルール上も履けません(下の注意を参照)
- 800m〜5000m(競技場のトラック種目) → 練習なら使えますが、公認の大会・記録会ではルール上履けません
- 駅伝・ロードの5km〜10km → 使えます。ナイキも「5Kからマラソンにいたるまで、さまざまな距離に対応するシューズ」と発表しています(ナイキのニュースリリース・2025年2月)。私も駅伝の6km区間で使い、雨の日の駅伝でも履きました
⚠️ 陸上のシューズのルールに注意:日本陸上競技連盟のシューズ規則では、2024年11月1日以降、競技場のトラック種目は距離に関係なく「靴底20mm以下」、駅伝・ロードレースは「40mm以下」と決められています。ヴェイパーフライ4は厚底のロード用シューズなので、公認の大会・記録会のトラック種目では使えません。大会に出るときは、要項と日本陸連の最新のシューズ規則(日本陸上競技連盟「シューズ規則に関して」)を必ず確認してください。
なお、この記事に出てくる3000mのタイムトライアルは、チームの練習で計測したものです(大会ではありません)。

特に駅伝のような一発勝負では、軽さと反発の分かりやすさが武器になります。ジョグ用ではなく、「今日はタイムを狙う」と決めた日に履くシューズです。
サブ3.5狙いにヴェイパーフライ 4は必要?
サブ3.5を狙うなら、ヴェイパーフライ 4は必須ではないけれど、レース本番の選択肢としてかなり有力です。普段の練習をペガサスやインフィニティランで積み、本番だけヴェイパーフライを使う形が一番無理がありません。
ただし、カーボンシューズは脚への負担もあります。いきなり本番投入するより、事前にペース走や短めのレースで一度試しておくのがおすすめです。
耐久性はどのくらい?普段使いはあり?
耐久性はジョグシューズほど期待しない方がいいです。ZoomXフォームの反発を活かすシューズなので、毎日のジョグで削るより、レース・タイムトライアル・重要なポイント練習に絞って使うのが現実的です。
正直に書くと、私がヴェイパーフライ4で走った距離はまだ100km未満です。なので、何kmで性能が落ちるかを体験から言うことはできません。
普段使いまで考えるなら、ペガサス41やインフィニティランの方が向いています。ヴェイパーフライ 4は「長く履く靴」ではなく、「勝負の日に使う靴」と割り切った方が満足度は高いです。
酷評される理由は?合わない人もいる
ヴェイパーフライ 4が酷評されるとしたら、理由は主に価格の高さ、寿命の短さ、細身のフィット感です。約3万円のシューズを普段履き感覚で買うと、コスパの悪さが先に気になると思います。
逆に、レース用と割り切れる人、スピードを出す場面で使う人、細身のフィット感が合う人には強いシューズです。万人向けではありませんが、目的が合えばかなり頼れる一足です。
ヴェイパーフライ 4のデメリット・弱点
良いことばかり書いてもフェアではないので、正直にデメリットも書きます。
- 寿命は長くない:レース用の厚底シューズは、練習用より耐久性が低いと言われることが多いです。私はまだ100km未満なので、何kmで性能が落ちるかは体験では言えません。普段使いには向きません
- 価格が高い:29,700円は安くはない。レース専用と割り切る必要があります
- 幅広の足には窮屈なことも:心配な方は0.5cm大きめも検討してください
どんなランナーに向いているか
| こんな人に◎ | こんな人には△ |
|---|---|
|
|
👉 初心者で「自分にヴェイパーフライ4は必要?」と迷っている方は、ヴェイパーフライ4は初心者に必要?もあわせてどうぞ。
ライバルシューズとの比較
| 比較 | ヴェイパーフライ 4 | adidas アディゼロ アディオスプロ 4 | ASICS メタスピードスカイ |
|---|---|---|---|
| 得意距離 | 5K〜マラソン(ナイキの発表) | ハーフ〜フル | フル |
| クッション | VF2より柔らかい(私の体感) | 安定・広め | やわらかい |
| 価格 | 29,700円 | 28,600円 | 29,700円(スカイ トウキョウ) |
| 総評 | スピード特化 | 長距離安定 | 長距離クッション |
駅伝やロードの短めのレースでスピード勝負をするなら、ヴェイパーフライ 4は有力な候補です。フルマラソン用に選ぶなら、アディオスプロやメタスピードも比べてみてください。※価格はメーカーが発表した価格です(アディオスプロ4は発売時の価格)。他社の2足の得意距離・クッション・総評の欄は、目安としてご覧ください。
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決して安くはないですが、ここ一番のレースで結果を出したいなら投資する価値は十分。練習用とは割り切って使い分けています。
👉 シューズ選びで迷ったら:ランニングシューズの選び方【消防士ランナー8年】
まとめ:ヴェイパーフライ 4は「速くなりたい」ランナーの答えだった
ヴェイパーフライ 2から4に乗り換えて、3000mTTでベストを更新できました。
正直、「3万円のシューズでタイムが変わるのか?」という疑問は今でも少しあります。でも変わったのは事実です。シューズに背中を押してもらって、自分の走りが少しだけ前に出た感覚。それが正直な感想です。
レース専用・寿命は短い・価格は高い。それでも「駅伝でタイムを出したい」「TTでベストを狙いたい」というランナーには、これ以上の選択肢はないと思います。
迷っているなら、一度試してみてください。履いた瞬間に「あ、これだ」と分かります。
⚠️ 購入時の注意点
- サイズは普段より0.5cm小さめがちょうどよかった(私は普段26.0cm→25.5cm)
- 幅広の足の方は0.5cm大きめを検討
- カラーによって微妙にフィット感が異なる場合あり
- Nike公式のオンライン購入は、受け取った日から30日以内で未使用なら返品でき、指定の手順なら返送料も無料です(ナイキ公式の返品ポリシー)。商品によっては返品期間が10日のものもあるので、注文前に確認してください
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👉 練習シューズとの使い分け:ライバルフライ4を実戦投入したレビュー

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