ヴェイパーフライ 3について(私はスキップしました)
私はヴェイパーフライ 2の次に4を購入し、3はスキップしました。理由はシンプルで、「2でまだ使えている」「4の評判が上がってきた」という判断です。ただ、3との違いは把握しておくべきだと思うので、スペックや特徴をまとめておきます。
ヴェイパーフライ 3の特徴
- 重さ:約203g(US10)— 4より約25g重い
- スタック高:ヒール 40mm / 前足部 32mm(4より高め)
- ドロップ:8mm(4は6mm)
- アッパー:Flyknit素材(通気性が高く、長距離向き)
- アウトソール:薄い穴あきゴム(濡れた路面でのグリップが弱い)
- 乗り味:柔らかくスポンジ質で、長距離でもクッションが持続しやすい
3と4、どちらが自分に向いているか
| ヴェイパーフライ 3 | ヴェイパーフライ 4 | |
|---|---|---|
| 重さ | 約203g | 約167g ◎ |
| アッパー | Flyknit(通気性◎) | メッシュ+TPU(ホールド◎) |
| クッション | 柔らかく長距離向き | スナッピーで短距離向き |
| グリップ | 濡れた路面は△ | 一体型ゴムで安定◎ |
| 向いている距離 | ハーフ〜フル | 5km〜ハーフ |
| こんな人に | 夏レース・長距離重視 | スピード・軽さ重視 |
結論として、フルマラソンを長く走りたい・夏の暑い時期にも使いたいなら3、スピードレース・駅伝・TTで速さを取るなら4、という使い分けになります。私のように3000m〜5kmのレースがメインなら、4一択です。
「カーボンシューズって本当に速くなるの?」
そう思いながらも、3万円近い価格に踏み出せないランナーは多いと思います。
私も最初はそうでした。でもヴェイパーフライ 2を履いて、3000mTTでタイムが出て。そしてヴェイパーフライ 4に移行して、また変わった。
この記事では、消防士ランナーとして駅伝大会・3000mTTで実戦投入してきた経験をもとに、ヴェイパーフライ 4の正直なレビューをお伝えします。「2色買って1色返品した」という実体験も含めて、包み隠さず書きます。
📋 この記事を読むと分かること
- ヴェイパーフライ 4のスペックと特徴
- ヴェイパーフライ 2との違い・進化した点
- 駅伝・3000mTTでの実走レビュー
- 2色買って1色だけ返品した理由
- どんなランナーに向いているか
- ライバルシューズとの比較
筆者のランニングスペック
レビューの前に、参考としてランニング歴をざっくり紹介します。
- ランニング歴:8年
- メインの距離:1500m〜10km
- 1500TTベスト:4分30秒
- 3000mTTベスト:9分45秒
- レース参加:地域の駅伝大会や陸上大会
- 普段の練習シューズ:ナイキ ライバルフライ、ナイキ ペガサス(26.0cm)
- ヴェイパーフライ歴:2 → 4(3はスキップ)
ガチガチのエリートランナーではなく、「消防士として体力維持しながらタイムも狙いたい」というタイプです。
ナイキ ヴェイパーフライ 4 スペック
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 重さ(メンズ) | 約167g(前作比 約25g軽量化) |
| スタック高 | ヒール 35mm / 前足部 29mm |
| ドロップ | 6mm(前作 8mm から変更) |
| ミッドソール | Nike ZoomX(PEBA系フォーム) |
| カーボンプレート | フルレングス カーボンファイバー Flyplate |
| アウトソール | 厚みのある一体型ゴム(耐久性向上) |
| 定価(税込) | 29,700円 |
ヴェイパーフライ 2・3との比較:何が変わったのか
私はヴェイパーフライ 2から4に乗り換えました(3はスキップ)。乗り比べてみて感じた違いをお伝えします。
✅ 良くなった点
①クッション性がアップした(体感)
これが一番の印象です。ヴェイパーフライ 2は「硬い」「弾く」感覚が強かったのですが、4はクッションが増したような柔らかさがあります。実際にはスタック高が下がっているのですが、ZoomXフォームの改良によって反発のなめらかさが増した印象です。
②軽くなった
前作比で約25g軽量化されています。25gといえばちょうどペットボトルのキャップ1個分。距離が伸びるほど、この差はじわじわ効いてきます。
③アウトソールのグリップが向上
ヴェイパーフライ 3は薄い穴あきゴムで滑りやすいと評判でしたが、4では厚みのある一体型ゴムに改良。雨の日の駅伝でも安心感が増しました。
⚠️ 変わって気になる点
①アッパーの通気性がやや低下
3のFlyknit素材から、軽量エンジニアードメッシュ+ウーブンTPUに変更されています。ホールド感は上がりましたが、夏場の蒸れ感は増えた印象です。
②ドロップが8mm→6mmに変更
前傾姿勢が強まるため、ふくらはぎへの負担が若干増します。普段ヒール着地に近い方は要注意です。
実走レビュー:駅伝・3000mTTで使ってみた
駅伝大会での使用感
地域の駅伝大会で初めて実戦投入しました。距離は6km区間。
正直、スタート直後から「あ、これは速い」と感じました。カーボンプレートの推進力がわかりやすく、フォアフット気味に走ると前への引っ張り力が全然違う。脚ではなくシューズが走らせてくれる感覚、というのは本当でした。
駅伝のような中距離走では、ヴェイパーフライ 4の軽さとスナッピーな反発が最大限に発揮されます。「体力を温存しながらスピードを出す」という感じで、終盤まで余力が残る印象でした。
3000mTTでの使用感
ベストは9分45秒。ヴェイパーフライ 2時代の9分54秒から更新できました。
3000mという距離は、カーボンシューズの恩恵を受けやすい距離です。フルマラソン後半のように「クッション不足で足が死ぬ」という問題も起きにくく、ひたすらスピードに集中できます。ペース設定は3’15/km前後。このペース帯でカーボンプレートの「弾き返し感」が一番気持ちよく出る印象があります。
ヴェイパーフライ 4のデメリット・弱点
良いことばかり書いてもフェアではないので、正直にデメリットも書きます。
- 寿命が短い:ZoomXフォームは約240〜260kmで性能が落ちてきます。普段使いには向きません
- 価格が高い:29,700円は安くはない。レース専用と割り切る必要があります
- 幅広の足には窮屈なことも:細身設計のため、ワイドフットの方はハーフサイズアップ推奨
どんなランナーに向いているか
| こんな人に◎ | こんな人には△ |
|---|---|
|
|
ライバルシューズとの比較
| 比較 | ヴェイパーフライ 4 | adidas アディゼロ アディオスプロ 4 | ASICS メタスピードスカイ |
|---|---|---|---|
| 重さ | 約167g ◎ | 約200g △ | 約160g ◎ |
| 得意距離 | 5km〜ハーフ | ハーフ〜フル | フル |
| クッション | やや硬め | 安定・広め | やわらかい |
| 価格 | 29,700円 | 29,700〜33,000円 | 29,700〜33,000円 |
| 総評 | スピード特化 | 長距離安定 | 長距離クッション |
短距離・スピード勝負なら迷わずヴェイパーフライ 4。フルマラソンで後半も崩れたくない場合は、アディオスプロやメタスピードも視野に入ります。
まとめ:ヴェイパーフライ 4は「速くなりたい」ランナーの答えだった
ヴェイパーフライ 2から4に乗り換えて、3000mTTでベストを更新できました。
正直、「3万円のシューズでタイムが変わるのか?」という疑問は今でも少しあります。でも変わったのは事実です。シューズに背中を押してもらって、自分の走りが少しだけ前に出た感覚。それが正直な感想です。
レース専用・寿命は短い・価格は高い。それでも「駅伝でタイムを出したい」「TTでベストを狙いたい」というランナーには、これ以上の選択肢はないと思います。
迷っているなら、一度試してみてください。履いた瞬間に「あ、これだ」と分かります。
⚠️ 購入時の注意点
- サイズは普段通りで問題なし(私は25.5で合っています)
- 幅広の足の方は0.5cm大きめを検討
- カラーによって微妙にフィット感が異なる場合あり
- Nike公式は30日間返品無料なので試しやすい


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